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佐藤双葉
2016年入社

クリエイティブ事業本部 コンテンツ事業部 出版・編集グループ

2016年入社

機内誌スカイワードの編集部にて、編集業務に従事。
海外や国内の特集記事、連載コラムなど、毎号さまざまな企画を担当。

わたしの仕事「SKYWARDが機内に搭載されるまで」

編集会議
連載や特集記事などの新規企画ページについて会議を行い、冊子の構成を検討します。
リサーチ
特集記事の企画を立案するために、掲載地に合うテーマや、それに伴う取材候補先を調べます。
企画
入手した情報をもとに具体的な要素を決めて、企画書を作成します。
制作内容調整
企画に応じてライターやフォトグラファーに依頼。現地観光局などにもアドバイスをいただきながら、取材内容を整理します。お店などの取材がある場合は許可取りや日程調整なども同時に進行。
取材実施
国内、海外の取材地へ。当日の天候を鑑みて予定を調整しつつ、臨機応変に取材を実施します。
ネーム制作
取材後、ライターと構成を再確認し、フォトグラファーから届いた写真をセレクト。デザイナーに、企画意図を説明し、レイアウトを依頼します。
校了作業
原稿と写真がレイアウトされたネームをもとに、校了に向けて、レイアウトの調整と記述の事実を確認する作業を重ねます。
印刷
校了紙を、印刷会社に印刷・製本依頼。ここで、編集者の作業は一旦終了します。
機内へ搭載
製本された冊子は、空港の機用品倉庫などに納品。毎月1日からの搭載に向けて、スカイワード最新号が機内へ運ばれていきます。

現在の仕事において、やりがいや面白みを感じる部分を教えてください。

機内誌「SKYWARD」の編集を担当しています。海外特集や国内特集、連載など、月号によって担当は変わりますが、自分の仕事が冊子という形で残ることで成果が見えること、そしてそれを多くの方が読んでくださる点に、とてもやりがいを感じます。以前、北九州の飲食店を取材したのですが、後日お店の方が「SKYWARDの記事を持って、はるばる北海道から来てくれたお客さまがいましたよ」とわざわざ電話をくださって。そんなふうに取材先から御礼や喜びの声をいただけること、また日頃一緒に仕事をしているライターさんやフォトグラファーさんから「素敵な企画に携われてよかった」と言っていただけることも、仕事をしていくうえで大きな励みになっています。出張で飛行機を利用する時は、隣の席の方が「SKYWARD」を手に取ると、つい気になってしまいますね。隅々まで読んでくださっているのを見て「やった!」と心のなかでこっそり喜んだりしています。

佐藤双葉

仕事に臨むうえで大事にしていること、もしくは自分なりに創意工夫していることを教えてください。

社内外問わず多くの人と関わりながら一つの記事を作っていく作業なので、優先順位を常に意識して仕事をしています。大事な作業や連絡を忘れないようにアラームをかけたり、ふせんにメモして見えるところに貼ったり、Todoリストを作ったり。また、すぐできることは後回しにしないよう心掛けています。記事に関していえば、機内誌の性質上、老若男女誰が読んでも楽しめる誌面づくりをするようにしています。そして、「JALの機内誌」であることを常に意識しながら、お客さまに気持ちよく読んでいただけるように、お客さま視点を貫くことも、記事制作において重要な点として考えています。

佐藤双葉

記念すべき初仕事、もしくは一番印象に残っているエピソードを教えてください。

ハワイ島に取材に行った際、お天気が不安定でどうしても撮影したかった虹の写真がなかなか撮れず、本当に苦労しました。ハワイ島の伝説にまつわる場所をいくつか取り上げた特集で、「レインボーフォールズ」という滝もその一つ。記事のボリュームも多く、「レインボー」という名前どおり、滝に虹のかかった写真を大きく使いたいと考えていました。もともと「晴れている日の午前中なら、かなりの確率で虹が見られる」と聞いていたのですが、運悪く、ずっと天気が悪くて。それでも虹の写真が欲しくて、毎日ほかの取材の合間を縫って、ひたすら虹待ちをしました。帰国前夜は「もうダメかも……」と思ったりしましたが、最終日の帰国の時間ギリギリに虹が出たときは、本当に感動的でした。誌面にも大きく載せることができて嬉しかったです。北海道のニセコを特集した時も、パウダースノーの写真を撮るのに晴れることをひたすら祈ったことがあります。天候ばかりはどうすることができない部分もありますが、その分、素敵な写真を撮れて誌面に掲載できた時の充実感は絶大です。

佐藤双葉

3~5年後の自分はどうなっていると思いますか。またどんな挑戦をしてみたいと考えていますか。

「SKYWARD」といえば佐藤さん、と言われるように、もっとお客さまに喜んでいただける誌面づくりを続けていきたいと思います。特に「いろいろな世代が楽しめるように、記事がもっと充実すると嬉しい」というご意見をいただく機会も多いので、そんな声にも応えられたらと考えています。お子さまからご年配の方まで、幅広く愛される「SKYWARD」を作っていくなかで、スタッフの方たち、編集部内や社内からも信頼されるような仕事をしていきたいですね。自分が入社した時、編集部の先輩方や他部署の方たちがとても優しく、仕事内容や会社のことを丁寧に説明してくれたことが、とても印象に残っています。なので今度は私が後輩たちに、「SKYWARD」で学んだこと伝え、出版・制作部全体をより良く、より成長していけるような環境をつくっていければ、と思います。

佐藤双葉

4色ボールペン、ICレコーダー

私のお仕事必須アイテム!

取材時のメモやから校正紙への赤入れまで、マルチに使える「4色ボールペン」を愛用しています。インタビューなどの際には「ICレコーダー」も欠かせません。